ぴりり

精選版 日本国語大辞典 「ぴりり」の意味・読み・例文・類語

ぴりり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① =ぴりっと
※火の柱(1904)〈木下尚江二一「グイと引きたる男の力に、梅子の袂ピリリ破れつ」
② =ぴりっと
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉五「山椒(さんしょ)は小粒でもぴりりと辛く」
③ =ぴりっと
④ =ぴりっと
鳥影(1908)〈石川啄木〉三「太い眉毛が、痙攣(ひきつ)ける様にピリリと動いた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ぴりり」の意味・読み・例文・類語

ぴりり

[副]鋭い刺激を感じるさま。ぴりっと。「山椒さんしょうは小粒でもぴりりと辛い」
[類語]ひりりびりりぴりぴりうずくずきずきしくしくちくちくひりつくしみる差し込む痛む痛める痛いきりきりずきんずきんがんがんちくり辛い辛口辛め塩辛いしょっぱい辛み鹹味かんみぴり辛(舌に辛みを感じるさま)ぴりっとぴりぴりひりひり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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