ふっさり

精選版 日本国語大辞典 「ふっさり」の意味・読み・例文・類語

ふっさり

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる)
① 毛などのように細くて長いものが豊かに多いさまを表わす語。ふさふさ。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)四「若衆出立に〈略〉翡翠の大づとふっさりと」
② 一般に、物事がたっぷりと多くあるさまを表わす語。
評判記・役者評判蚰蜒(1674)玉川三彌「広々としたる口もとはふっさりと、吸よけいありそうにていとこのもし」

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デジタル大辞泉 「ふっさり」の意味・読み・例文・類語

ふっさり

[副](スル)毛など糸状のものが豊かに垂れ下がっているさま。「ふっさり(と)した髪」
[類語]ふさふさ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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