精選版 日本国語大辞典 「ふと」の意味・読み・例文・類語
ふ‐と
〘副〙
※竹取(9C末‐10C初)「我名はうかんるりと言ひて、ふと山の中に入りぬ」
② 偶然になされるさま。ちょっとしたきっかけや思いつきで行なうさま。ひょいと。はからずも。とっさに。
※竹取(9C末‐10C初)「されど子安貝をふと握り持たれば」
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