ふにゃふにゃ

精選版 日本国語大辞典 「ふにゃふにゃ」の意味・読み・例文・類語

ふにゃ‐ふにゃ

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 柔らかくて張りのないさまを表わす語。
② しっかりしていないさま、頼りないさまを表わす語。
真空地帯(1952)〈野間宏〉七「彼は体力のつきた馬のように両足をふにゃふにゃと折って」
[2] 〘形動〙
① (一)①に同じ。「ふにゃふにゃのまり
② (一)②に同じ。「ふにゃふにゃで頼りない人」
※赤い国の旅人(1955)〈火野葦平〉四月二四日「思想のフニャフニャな奴でも、頭数を増すために組合にひっぱりこみます」

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デジタル大辞泉 「ふにゃふにゃ」の意味・読み・例文・類語

ふにゃ‐ふにゃ

[副](スル)
柔らかで弾力や、こしがないさま。「ふにゃふにゃ(と)した手ざわり」
しっかりしないさま。頼りないさま。「ふにゃふにゃ(と)座りこむ」「信念もなくふにゃふにゃ(と)した人」
[形動]
1に同じ。「空気が抜けてふにゃふにゃなゴムまり」
2に同じ。「ふにゃふにゃな腰抜け」
アクセントニャフニャ、はフニャフニャ
[類語]なえなえへろへろへたへたよれよれしなしななよなよなよやかぐにゃぐにゃへなへなぶよぶよくにゃくにゃぐにゃっとくにゃっとくなくなぐなぐなぐにゃりぐんにゃりぐんなりしなやかふかふかふわふわふわっとふわりふんわりふっくらふくふくぷくぷくぷよぷよぷにぷにしんなりぷるんぷるぷるぷりぷりしこしこ

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