ふらつく(読み)フラツク

デジタル大辞泉 「ふらつく」の意味・読み・例文・類語

ふら‐つ・く

[動カ五(四)]
ふらふらと揺れる。また、足元がしっかりせず、よろよろする。「酒に酔って足が―・く」
気持ちなどが定まらずに揺れ動く。「決心が―・く」
あてもなく歩き回る。うろつく。ぶらつく。「盛り場を―・く」
[類語]よろけるよろめくひょろつくふらふらぐらぐらよたよたよろよろゆらゆらぐらつくくらっとくらくらくらりぐらりぐらっとめまい立ちくらみ眩暈目がくらむ目が回るふらっと

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精選版 日本国語大辞典 「ふらつく」の意味・読み・例文・類語

ふら‐つ・く

〘自カ五(四)〙 (「つく」は接尾語)
① ふらふらゆれ動く。また、足もとが不安定で、ふらふらする。
※世話用文章(1692)上「小法師木股に上り、致見物不了附(フラツキ)眠申候」
② 気持が不安定にゆれ動く。決心がつかず迷う。
③ ふらふら歩きまわる。うろつく。徘徊(はいかい)する。
※玉塵抄(1563)三一「某天性果報幸なうてあちこちそれまがりふらつくぞ」

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