ぷかりぷかり(読み)プカリプカリ

デジタル大辞泉 「ぷかりぷかり」の意味・読み・例文・類語

ぷかり‐ぷかり

[副]
のんびりとタバコを吹かすさま。「ぷかりぷかり(と)パイプを吹かす」
軽い物が空や水面などに浮かんでいるさま。「ぷかりぷかり(と)雲が浮かぶ」
[類語](1すぱすぱぷかぷか/(2ぽっかりぷかぷかどんぶりこどんぶらこ浮き沈み浮遊たゆたう浮かぶ漂う浮く浮揚舞う片片へんぺんひらりひらりひらりひらひらふわふわふわりふわっとふんわりゆらゆら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぷかりぷかり」の意味・読み・例文・類語

ぷかり‐ぷかり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① ゆっくりとタバコをふかすさまを表わす語。
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「葉巻を出してぷかりぷかり吹かし始め」
② =ぷかぷか
暗夜行路(1921‐37)〈志賀直哉〉二「沼水の底から沼気のぷかりぷかりと浮んで来るやうに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android