みたす

精選版 日本国語大辞典 「みたす」の意味・読み・例文・類語

みた・す

[1] 〘自サ四〙 「来る」「行く」を敬っていう語。いらっしゃる。おいでになる。お着きになる。
書紀(720)神代下(鴨脚本訓)「吾は是れ天神の孫なり。乃ち遂に来(ミタセ)る意を言(のたま)ふ」
[2] 〘自サ下二〙 (一)に同じ。
※書紀(720)景行四〇年是歳(北野本訓)「相模(さかみ)に進(いてま)して、上総(かむつけ)に往(ミタセ)むとす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「みたす」の意味・読み・例文・類語

みた・す

[動サ四]来る」「行く」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
火折尊ほのさきのみこと帰り―・して」〈神代紀・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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