みとむない

精選版 日本国語大辞典 「みとむない」の意味・読み・例文・類語

みとむ‐な・い

〘形口〙 みとむな・し 〘形ク〙
① =みともない
狂言記鹿狩(1660)「狩りの門出に、見とむないやつめが行きをる事ぢゃ」
② =みともない
※歌舞伎・関東小六今様姿(1698)二「縦令口が歪まうとも、鼻が落ちようが見とむないと申して捨てませうか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「みとむない」の意味・読み・例文・類語

みとむ‐な・い

[形][文]みとむな・し[ク]中世近世語》「みとうもない」の音変化。
「狩りの門出に、―・いやつめが行きをる事ぢゃ」〈狂言記・鹿狩〉
貴公なりはあまり―・い」〈咄・聞上手

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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