めっきめっき

精選版 日本国語大辞典 「めっきめっき」の意味・読み・例文・類語

めっき‐めっき

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 「めきめき①」を強めていう語。
日葡辞書(1603‐04)「Mecqi(メッキ) mecqito(メッキト)〈訳〉強風で家が揺れたり、木材が折れたりする時にたてる音のさま」
② 「めきめき②」を強めていう語。
※日葡辞書(1603‐04)「フシン mecqi(メッキ) mecqito(メッキト) ミチガ イク〈訳〉作業が見る見るうちにはかどる」
※虎明本狂言・粟田口(室町末‐近世初)「雪に水をかくるがことくに、めっきめっきとめっきゃくいたす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「めっきめっき」の意味・読み・例文・類語

めっき‐めっき

[副]めきめき」を強めていう語。
「―と滅却いたす」〈虎明狂・粟田口

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