もごもご

精選版 日本国語大辞典 「もごもご」の意味・読み・例文・類語

もご‐もご

〘副〙
① =もぐもぐ
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「空也餠を頬張って口をもごもご云はして居る」
② =もぐもぐ
大道無門(1926)〈里見弴〉微症「鎌倉別荘番の爺やが、着肥るほど着込んで、円(まる)まっちくなって、モゴモゴと駈けよって来た」

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デジタル大辞泉 「もごもご」の意味・読み・例文・類語

もご‐もご

[副](スル)
もぐもぐ1」に同じ。「かき餅を頰張ってもごもごと食う」
もぐもぐ2」に同じ。「ふとんの中でもごもご(と)動く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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