もちもち(読み)モチモチ

デジタル大辞泉 「もちもち」の意味・読み・例文・類語

もち‐もち

[副](スル)
食物が柔らかく、粘りけのあるさま。「もちもち(と)した食感
肉づきが豊かなさま。肌がふっくらとして張りがあるさま。「もちもちした肌」
[類語](2福福しい豊満ふっくらふくよかふくらかぽってりぽっちゃりぽちゃぽちゃむちむち丸ぽちゃ肥満でぶでぶっちょ小太り太りじし太っちょ横太り中年太り水太り酒太り脂肪太り固太り着太り鮟鱇あんこでっぷりぶくぶくぶよぶよ丸丸ころころグラマー恰幅かっぷくむっちり肥える太るぼってりでぶでぶずんぐりずんぐりむっくり布袋ほてい太鼓腹寸胴ずんどう太め三段腹段腹ビヤ樽

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「もちもち」の意味・読み・例文・類語

もち‐もち

〘副〙
① ねばっこく、歯切れの悪いさまを表わす語。食物にいう。
※生々流転(1939)〈岡本かの子〉「ボイルドした秋田産のシギ鱈は季末になって、かなり脂づき、〈略〉何だかもちもちした粘りが出来てゐます」
② 肉づきの豊かなさま、むっちりと肥えたさまを表わす語。むちむち。
※黴(1911)〈徳田秋声三三「お銀は餠々した其腿のあたりを撫でながら」

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