もゆら

精選版 日本国語大辞典 「もゆら」の意味・読み・例文・類語

も‐ゆら

〘副〙 (「に」を伴って用いる) 玉がゆれうごき、触れあって鳴る音を表わす語。ゆら
古事記(712)上「即ち御頸珠の玉の緒母由良邇(モユラニ)取り由良迦志(ゆらかし)て」

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デジタル大辞泉 「もゆら」の意味・読み・例文・類語

も‐ゆら

[副]《「も」は「もそろもそろに」などの「も」に同じ》玉などが触れ合って出す音を表す語。
御頸珠みくびたまの玉の緒―に取りゆらかして」〈・上〉

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