やおれ(読み)ヤオレ

デジタル大辞泉 「やおれ」の意味・読み・例文・類語

や‐おれ

[感]感動詞「や」+二人称人代名詞「おれ」から》「やうれ」に同じ。
「―景季、汝が所存も」〈浄・盛衰記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「やおれ」の意味・読み・例文・類語

や‐おれ

感動〙 (感動詞「や」に対称代名詞「おれ」が付いてできたもの) =やうれ
※金刀比羅本保元(1220頃か)中「やをれ、おのれ年ごろ付つかへて、させる思ひ出もなくて止なんこそ不便なれ」

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