やまねこ座(読み)やまねこざ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「やまねこ座」の意味・わかりやすい解説

やまねこ座
やまねこざ / 山猫座

冬から春にかけて北の空高く昇る星座ぎょしゃ座おおぐま座の間に挟まれ、暗い星ばかりなのであまり人目をひかない。古くからあった星座ではなく、17世紀のドイツの天文学者ヘベリウスが新しく設定したもので、彼の死後刊行の星図(1690)に描かれている。当初は、「やまねこまたはとら座」といった。

[藤井 旭]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「やまねこ座」の意味・わかりやすい解説

やまねこ座
やまねこざ
Lynx

山猫座3月の宵に南中する北天星座。概略位置は赤経7時 50分,赤緯 45°。おおぐま座,ふたご座の間にある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android