ゆっくら

精選版 日本国語大辞典 「ゆっくら」の意味・読み・例文・類語

ゆっくら

[1] 〘副〙 =ゆっくり
※玉塵抄(1563)一八礼記のもよいことあればのびのびと気をのべてゆっくらとした心ぞ」
[2] 〘形動〙 動きの遅いさま。余裕のあるさま。
※こゝろ(1914)〈夏目漱石〉下「成るべく緩(ユッ)くらな方が可いだらう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android