わかもと製薬(読み)わかもとせいやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「わかもと製薬」の意味・わかりやすい解説

わかもと製薬
わかもとせいやく

医薬品メーカー。 1933年栄養と育児の会として設立,35年わかもと本舗栄養と育児の会と改称,43年現社名に変更される。大衆薬を中心に製造,販売し,「強力わかもと」などの消化器官用薬剤とビタミン剤主力とするが,点眼薬をはじめとする医家向け薬品にも取組んでいる。売上構成比は,神経系・感覚器用 37%,消化器用 36%,循環器呼吸器系 11%,ビタミン剤6%,その他 10%。年間売上高 99億 3400万円 (うち輸出5%) ,資本金 33億 9500万円,従業員数 497名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「わかもと製薬」の解説

わかもと製薬

正式社名「わかもと製薬株式会社」。英文社名「WAKAMOTO PHARMACEUTICAL CO., LTD.」。製薬業。昭和8年(1933)「株式会社栄養と育児の会」設立。同10年(1935)「株式会社わかもと本舗栄養と育児の会」に改称。同18年(1943)現在の社名に変更。本社は東京都中央区日本橋本町。医療用医薬品の点眼液が主力。一般には胃腸薬「強力わかもと」が有名。東京証券取引所第1部上場。証券コード4512。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android