アエドゥイ人(読み)アエドゥイじん(英語表記)Aedui

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アエドゥイ人」の意味・わかりやすい解説

アエドゥイ人
アエドゥイじん
Aedui

古代ケルト人の一部族ガリアの中央部,現フランスのブルゴーニュ地方に居住,前 61年頃セクアニ人に敗れ,ローマに救援を求めるとユリウス・カエサルはこれを助け,彼のガリア遠征中,主要な同盟部族となった。帝政期には「同盟国」 civitas foederataの地位を与えられ,ローマ元老院に議員を出した最初の部族となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android