アカハラ(イモリ)(読み)あかはら

世界大百科事典(旧版)内のアカハラ(イモリ)の言及

【イモリ(蠑螈∥井守)】より

…有尾目イモリ科Salamandridaeの両生類の総称。イモリとヤモリとは名前と姿が類似するためよく混同されるが,後者は指が吸盤状をした爬虫類のトカゲのなかまである。 約15属55種が北半球の温帯に広く分布し,大半は全長10~15cmほどで水中生活するものが多く,日本には2種が分布する。イモリ類は頭部がやや扁平で幅広く,尾は発達して側扁し後半部はひれ状で,巧みに泳ぐ。四肢は陸上をゆっくり歩く程度に発達し,指は細いが前肢に4本,後肢に5本備わっている。…

【ニホンイモリ】より

…本州,四国,九州および大隅諸島などに分布し,全長8~13cm,雌のほうが大きい。赤い腹面に由来するアカハラなどの地方名がある。体型はトカゲ形で四肢と尾が発達し,尾は全長のほぼ1/2を占める。…

※「アカハラ(イモリ)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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