アクセス時間(読み)アクセスジカン

デジタル大辞泉 「アクセス時間」の意味・読み・例文・類語

アクセス‐じかん【アクセス時間】

アクセスタイム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「アクセス時間」の解説

アクセス時間

ハードディスクなどの記憶装置が、CPUからデータ転送要求を受け、転送を開始するまでの時間のこと。アクセスタイムとも呼ばれる。シーク時間ディスクの回転待ち時間を合わせたものがアクセス時間になる。アクセス時間が速いほど、記憶装置の性能がよいといえる。円盤形のディスクでは、外周にあるデータと内周のデータのアクセス時間が異なるため、カタログなどで記載されているアクセス時間は、最外周と最内周のアクセス時間の平均時間を指す。これを「平均アクセス時間」ということもある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアクセス時間の言及

【記憶装置】より


【記憶装置の階層】
コンピューターにおける記憶も,人間の脳における記憶と同様に短期記憶と長期記憶とで成り立っている。コンピューター本体内(パソコンの場合はマザーボード上)にある内部記憶装置は,アクセス時間つまり読み書きにかかる時間が短いが記憶容量は小さいので,短期記憶として使用される。また,本体の外部にある外部記憶装置は,アクセス時間は長いが容量が大きいので,長期記憶として使用される。…

※「アクセス時間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android