アグテレックカルスト(英語表記)Aggtelek Karst

デジタル大辞泉 「アグテレックカルスト」の意味・読み・例文・類語

アグテレック‐カルスト(Aggtelek Karst)

ハンガリーとスロバキア国境にまたがる大規模なカルスト地形の、ハンガリー側。国立公園に指定されている。地下には両国あわせて700以上の洞窟どうくつが密集し、中でもスロバキア側につながる全長25キロメートルの洞窟はヨーロッパ最大。洞窟内にある「コンサート広間」と呼ばれる大空間では演奏会なども開かれる。1995年に「アグテレックカルストとスロバキアカルストの洞窟群」として世界遺産(自然遺産)に登録され、また、2000年と2008年には登録範囲が拡大された。アッグテレクカルスト。アグテレクカルスト。→スロバキアカルスト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android