アグリグ(読み)あぐりぐ

世界大百科事典(旧版)内のアグリグの言及

【ヒッタイト】より

…しかし,奴隷の人格はまったく無視されていたのではなく,自由民との通婚も可能であったし,財産の所有も保証されていた。また奴隷の下に,羊飼い,アグリグと呼ばれる階層があり,これと通婚した自由民の女性は,一時的にその地位を失った。
[宗教]
 ヒッタイトの宗教は,ハットゥサの北東2kmにある王国末期の葬祭殿ヤジリカヤをみてもわかるように,征服地の神々も広く信奉されたため,その支配領域が広がるにつれて,崇拝される神々の数も増えていった。…

※「アグリグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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