アサハン・アルミ・プロジェクト(読み)あさはんあるみぷろじぇくと

世界大百科事典(旧版)内のアサハン・アルミ・プロジェクトの言及

【開発輸入】より

…70年代の代表的な開発輸入プロジェクトも,こうした現地加工型のものが目立っている。たとえば,インドネシアにおけるアサハン・アルミ・プロジェクト(アサハン計画ともいい,1975年開始,81年竣工,84年全設備完成)は,スマトラ島北部アサハン川上流に最大出力51.3万kWの発電所を建設し,これによって得られる電力を利用して年産22.5万tのアルミニウム精錬工場をアサハン川下流のクアラ・ダンジュン地区に建設するものである。しかし,このような開発輸入プロジェクトは,現地国の社会資本整備から始めなければならず,大規模な資金が必要であるうえ,開発期間も長期にわたりがちである。…

※「アサハン・アルミ・プロジェクト」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android