アシニウス・ポリオ,G.(読み)あしにうすぽりお

世界大百科事典(旧版)内のアシニウス・ポリオ,G.の言及

【ローマ演劇】より

…ローマ悲劇は,ギリシア悲劇の模倣・翻案から始まり,ローマ化される方向に進みはしたが,アッキウス以後は重要な悲劇作家が出ず,共和政はやがて終りを告げた。 帝政期に入って,アウグストゥス帝の治世下では,高名な政治家であったアシニウス・ポリオGaius Asinius Pollio(前76‐後5)やオウィディウスなどが悲劇を書いたことが知られているが,彼らの作品はもはや舞台のものではなくなってしまった。ローマの悲劇でわれわれが今日読むことができるのは,ネロ帝治政下のセネカの作品だけである。…

※「アシニウス・ポリオ,G.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android