アショカ王(読み)アショカオウ

デジタル大辞泉 「アショカ王」の意味・読み・例文・類語

アショカ‐おう〔‐ワウ〕【アショカ王】

《〈梵〉Aśoka》前3世紀ごろ、古代インドマウリヤ朝第3世の王。カリンガ国を征服し、ほぼ全インドを統一仏教保護・奨励し、第3回の経典結集けつじゅうを行った。阿育王阿輸迦あしゅか王。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「アショカ王」の意味・読み・例文・類語

アショカ‐おう ‥ワウ【アショカ王】

(アショカはAśoka)⸨アソカ王⸩ インドのマガダ国マウリヤ朝第三代の王(在位(前二六八頃‐前二三二頃))。インド最初の統一王国を築く。仏教を保護、宣伝し、理想的な王として多く説話が生まれた。アシュカ。阿育王。阿輸迦(あゆや)王。生没年不詳。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android