アショーカ樹(読み)あしょーかじゅ

世界大百科事典(旧版)内のアショーカ樹の言及

【ムユウジュ(無憂樹)】より

…仏教の聖木の一つで,マメ科ジャケツイバラ亜科に属する。釈迦がこの木の下で生まれたという伝説があり,アショーカノキ,アショーカジュの別名もある。高さ約25mに達する高木。葉は羽状複葉で,6~12枚の偶数個の小葉をつける。小葉は革質,無毛,長楕円形で長さ約3.5cm。花は3~6月に咲くことが多く,短い散房花序に集まってつき,長さ4~5cm。萼は長い管状で,先は4裂し,橙黄色から緋色,花弁はない。おしべは萼よりも長く,萼筒から伸び出しており,8本ある。…

※「アショーカ樹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android