アダムズ,R.(読み)あだむず

世界大百科事典(旧版)内のアダムズ,R.の言及

【児童文学】より

… ファンタジーはイギリス児童文学の真骨頂というべく,その後もピアスP.Pearce《トムは真夜中の庭で》(1958)やボストンL.M.Bostonの〈グリーン・ノウ〉(1954‐76)の連作,ホーバンR.Hobanの《親子ネズミの冒険》(1967),ガーナーA.Garnerのウェールズ伝説に根ざした諸作(1960‐),メーンW.Mayneの《地に消える少年鼓手》(1966)などの秀作が生まれ,1950年代から60年代の隆盛期を現出させた。72年には動物ファンタジー《ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち》がアダムズR.Adamsによって書かれた。冒険小説もJ.メースフィールドを経て,ランサムA.Ransomeのたのしい休暇中のヨット旅行の数々の冒険(1930‐47)に発展した。…

※「アダムズ,R.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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