アッシリア暦(読み)あっしりああれき

世界大百科事典(旧版)内のアッシリア暦の言及

【バビロニア暦】より

…バビロニア全域に共通の暦が使用され始めるのはようやく前2千年紀前半のバビロン第1王朝時代のことだが,エシュヌンナ,マリ,アッシリアなどその周辺地方はなお独自の暦を保持し続けた。 一年の始まりは春分に置かれたが,北部のアッシリア暦では秋ないし晩秋に一年が始まった。しかし,太陰太陽暦では暦と実際の季節との間にずれが生じるので,その調整のために閏(うるう)月を挿入したから,年始もまた年により若干変動した。…

※「アッシリア暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android