アトラス(兵器)(読み)アトラス

百科事典マイペディア 「アトラス(兵器)」の意味・わかりやすい解説

アトラス(兵器)【アトラス】

米国空軍が1959年開発,実用化した最初ICBM液体酸素ケロシンを用い,大型核弾頭を1万2000km飛ばす能力があったが,旧式化したため軍用としては退役。マーキュリー有人衛星の打上げ(マーキュリー計画),多段式にして月探測機発射ロケットなど宇宙開発用に利用された。→大陸間弾道ミサイル

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android