アドミラルティ黄銅(読み)あどみらるてぃおうどう

世界大百科事典(旧版)内のアドミラルティ黄銅の言及

【銅合金】より

… 7‐3黄銅や4‐6黄銅に0.5~2%程度の添加元素を加えて改良した黄銅を特殊黄銅という。7‐3黄銅に約1%のスズを加えたものをアドミラルティ黄銅,4‐6黄銅に加えたものをネーバル黄銅といって,耐海水性がよく,船舶用や海水を使用する復水器用の管として使用してきたが,海水が汚染するにつれて腐食が問題となり,約2%のアルミニウムと少量のヒ素を添加したアルミニウム黄銅(アルブラック)が開発された。これは優れた耐食性を示し,復水器などに使用されている。…

※「アドミラルティ黄銅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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