アビシニアコロブス(読み)あびしにあころぶす

世界大百科事典(旧版)内のアビシニアコロブスの言及

【クロシロコロブス】より

…頭胴長約70cm,尾長約80cm,体重約11kg。数多くの変異があるが,エチオピアから中央アフリカの森林地帯北部にかけて分布するゲレザ(別名アビシニアコロブス)C.p.abyssinicus,その南部の森林地帯に分布するアンゴラコロブスC.p.angolensis,西アフリカのウェスタンコロブスC.p.polykomos,ガボン,カメルーンにすむ全身真っ黒なクロコロブスC.p.satanasの4系統に分類される。このうちゲレザは白い毛が多くてとくに美しく,エジプトでは神の使いとされている。…

【コロブスモンキー】より

クロシロコロブスC.polykomos(イラスト)は,頭胴長約70cm,体重約11kg,アフリカの熱帯降雨林,山地林に広く生息する。これはさらに白いほお毛や肩毛が黒い体毛と美しいコントラストをなすアビシニアコロブス(ゲレザともいう)C.p.abyssinicusとアンゴラコロブスC.p.angolensis,ウェスタンコロブスC.p.polykomosおよび全身真っ黒なクロコロブスC.p.satanasに大別されるが,前3者はその中でも地域変異が多い。赤ん坊の体毛は純白で,成長すると黒くなる。…

※「アビシニアコロブス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android