アフターバーナー

デジタル大辞泉

アフターバーナー（afterburner）

航空機のジェットエンジンなどで、排気管内に燃料を噴射して排気ガスを再燃焼させる装置。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

アフター‐バーナー

〘名〙 (afterburner) ターボジェットで、タービンから出るガスに燃料を噴射して再燃焼させる装置。

出典　精選版 日本国語大辞典

百科事典マイペディア

アフターバーナー

（１）ジェットエンジンの推力増強装置。タービンを出たガスに燃料を噴射，再燃焼させて温度を上げ，推進ノズルにおける熱落差を増大して噴流速度を増す。離昇時で最大40％，高速飛行の場合はさらに大きな正味出力の増大が可能であるが，作動時の燃料消費，騒音が著しい。（２）セガが1986年に開発したゲームソフト。ジェット戦闘機のドッグファイトを体感させるものとして人気を集めた。
→関連項目ターボジェットエンジン｜ターボファンエンジン

出典　株式会社平凡社

改訂新版　世界大百科事典

アフターバーナー
afterburner

ジェットエンジンに用いられる推力増強装置。タービン排気，ファン空気または両者の混合気に，さらに燃料を噴射して燃焼させ，高温の燃焼ガスをノズルから噴出させて大きな推力を発生させている。エンジンの作動状態を変えないためにノズルは断面積が変えられるようになっている。
執筆者：八田 桂三

出典　株式会社平凡社「改訂新版　世界大百科事典」