アフメト・ルザ(読み)あふめとるざ

世界大百科事典(旧版)内のアフメト・ルザの言及

【青年トルコ】より

…これは,西欧近代文明を導入しオスマン帝国の改革を図ろうとしたナムク・ケマルらの新オスマン人協会の活動をうけつぐものであった。97年大弾圧によりオスマン帝国内の活動を停止,パリのアフメト・ルザAhmet Rıza(1859‐1930)らの海外活動が中心となり,トルコ人のほか,アラブ,ギリシア,クルド,アルメニア,アルバニアなどオスマン帝国下の諸民族の代表が参加するが,1902年,オスマン人としての立場を強調する中央集権派と諸民族の運動を尊重する地方分権派に分裂した。06年には,〈祖国と自由〉委員会を組織していたケマル・アタチュルクも加わり,テッサロニキに〈統一と進歩委員会〉本部を成立させた。…

※「アフメト・ルザ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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