アブラム ハーシュコ(英語表記)Avram Hershko

現代外国人名録2016 「アブラム ハーシュコ」の解説

アブラム ハーシュコ
Avram Hershko

職業・肩書
分子生物学者,医師 イスラエル工科大学医学部教授

国籍
イスラエル

生年月日
1937年12月31日

出生地
ハンガリー

専門
たんぱく質分解

学歴
ヘブライ大学

学位
博士号(ヘブライ大学)

受賞
ノーベル化学賞〔2004年〕,イスラエル賞〔1994年〕,ガードナー国際賞〔1999年〕,ラスカー賞〔2000年〕,ウルフ医学賞〔2001年〕,ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞〔2001年〕

経歴
ハンガリーに生まれ、ナチス・ドイツの強制収容所を経験した。1950年両親とともにイスラエルへ移住。陸軍軍医として従事。’69〜72年米国サンフランシスコで分子生物学を研究。のちイスラエル工科大学医学部教授となる。’70年代後半から’80年代前半、細胞の中で不要になったたんぱく質に“ユビキチン”が結合し、必要なものと区別する目印として働くことを発見。パーキンソン病、がんなどの治療や予防に道を拓いた。2004年これらの業績により、イスラエル工科大学のアーロン・チカノバー教授、カリフォルニア大学アーバイン校のアーウィン・ローズ博士とともにノーベル化学賞を受賞。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android