アポロニオス・デュスコロス(英語表記)Apollōnios Dyskolos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

アポロニオス・デュスコロス
Apollōnios Dyskolos

2世紀のギリシアの文法学者。アレクサンドリアの人。アポロニオス本名で,デュスコロスは「難解な」という意味の一種あだ名。彼の著述のうち4つがいまに伝わっており,それぞれ統辞論』『代名詞』『接続詞』『副詞』である。『統辞論』は,語の機能から単語同士の結合を考えたもので,後代に与えた影響は大きい。

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