アミタール面接(読み)アミタールめんせつ

百科事典マイペディア 「アミタール面接」の意味・わかりやすい解説

アミタール面接【アミタールめんせつ】

麻酔薬を使う精神分析の一つ。アミタールバルビタール系催眠剤)を,眠らせないように徐々に注射し,患者と面接する精神科的治療法。患者の緊張,不安,抵抗などの意識的な抑制を排除し,医師と患者の間に疎通性を生じることによって心の中に抑圧された体験葛藤(かっとう)を表出させ,その分析から,病気種類内容診断,治療する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アミタール面接」の意味・わかりやすい解説

アミタール面接
アミタールめんせつ

麻酔分析」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のアミタール面接の言及

【麻酔分析】より

…抑圧された心的内容を表出させ分析することが,結局は統合を目的としているという意味から麻酔統合ともよばれる。そのほか,麻酔面接,アミタール面接,麻酔分析療法などの呼称もある。【武正 建一】。…

※「アミタール面接」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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