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スイスの経済学者。オーストリア生れ。1907年ウィーン大学卒業後フライブルク,プラハ大学その他,また東大(1926-29)でも経済学を講じ,のちスイスのベルン大学教授となった(1929-53)。彼の功績は,ウィーン学派とG.カッセルとを折衷した価格理論を提示し,カッセルに従って一般均衡理論を紹介し普及させたことにある。彼の主著《国民厚生経済学原理》第1巻(1926)は当時におけるすぐれた経済原論のテキストとして広く読まれた。方法論や学説史にも関心をもち,第2次大戦後は英米の新理論の入門書や,シスモンディ,財政学に関する大著,経済政策批判,経済学と哲学など,広範な著作活動を行った。主著にはほかに《理論経済学の対象と基礎概念》(1911)がある。
執筆者:大野 忠男
→アメン
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(藤井隆至)
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…古代エジプトの神。アモンAmon,アムンAmunと表記されることもある。大気・豊饒の神。…
…生得的能力差と生存闘争が人間社会の基本だとするヘッケルの社会観には,ドイツの社会ダーウィニズムの虚無的な性格がよく表れている。そしてヘッケル以外にも,L.グンプロビチ,ラッツェンホーファーG.Ratzenhoferの闘争を重視する社会学派,シャルマイヤーW.SchallmayerやプレッツA.Ploetzの優生学的主張,A.アモンのような楽天的な競争社会観など,多くの生物学主義的社会理論が輩出した。なかでも1900年の〈国家の国内政策の発展およびその立法に関して,われわれは進化論の原理から何を学ぶか〉というA.クルップの懸賞問題は,この思想の広範な浸透を象徴する事件として有名である。…
※「アモン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...
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