アラブ三国軍事同盟(読み)アラブさんごくぐんじどうめい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アラブ三国軍事同盟」の意味・わかりやすい解説

アラブ三国軍事同盟
アラブさんごくぐんじどうめい

1956年4月 22日,エジプトサウジアラビアイエメン (イエメン=アラブ共和国) 3国がサウジアラビアのジッダで結んだ軍事協定に基づく軍事同盟。集団自衛権を組織化したもので,目的は紅海全域にわたるアラブ諸国の勢力強化にあるとみられるが,同盟3国の政権性格の違いから実際にはほとんど機能していない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android