デジタル大辞泉 「アランフェス」の意味・読み・例文・類語 アランフェス(Aranjuez) スペインの首都マドリードの南約40キロメートル、タホ川のほとりにある町。15世紀以降は王室の避暑地として発展し、16世紀半ばには王宮の建設が始められた。王宮と、タホ川に沿って広がる広大な庭園は、2001年に「アランフェスの文化的景観」として世界遺産(文化遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「アランフェス」の意味・わかりやすい解説 アランフェス スペイン中央部にある町。タホ川(テージョ川)のほとりにあるアランフェスは15世紀以来,王室の夏の避暑地として発展してきた。離宮の建設は16世紀半ばに始められ,以来,ベルサイユ宮殿をモデルにした改修などがあり18世紀に完成した。彩色タイルで壁と天井が覆われた陶磁器の間,島の庭園,王子の庭園など美しい景観が広がっている。ロドリーゴ作曲の《アランフェスの協奏曲》で知られる。2001年世界文化遺産に登録。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報