アルサロ(読み)あるさろ

デジタル大辞泉 「アルサロ」の意味・読み・例文・類語

アル‐サロ

アルバイトサロン」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「アルサロ」の意味・読み・例文・類語

アル‐サロ

〘名〙 「アルバイト‐サロン」の略。
王国の鍵(1956)〈堀田善衛〉「ヌード喫茶、アルサロ喫茶」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルサロ」の意味・わかりやすい解説

アルサロ
あるさろ

アルバイト・サロンの略。客席にはべるのが専門のホステスではなく、アルバイト(内職)のOL主婦など素人(しろうと)だという触れ込みのキャバレーのたぐい。1950年(昭和25)8月、大阪・千日前に「バーでもキャバレーでもビヤホールでもない」を歌い文句に開店したのが始まり。新鮮さが受け各地に広まり、未亡人のゴケサロ、人妻のYサロなども現れ、1960年代なかばまで盛行。その後の女子大生パブなども同工異曲商法といえる。

[森脇逸男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android