アルパ

デジタル大辞泉 「アルパ」の意味・読み・例文・類語

アルパ(〈イタリア〉・〈スペイン〉arpa)

ハープ
ラテンアメリカの、主にインディオ系の民俗楽器としてのハープ総称インディアンハープ

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百科事典マイペディア 「アルパ」の意味・わかりやすい解説

アルパ

ラテン・アメリカ各地で用いられるハープ。起源は16―17世紀スペインのハープ。今日でもその特色を保って,ペダル装置などはもたない。おおむね木製で持ち運びできる程度の大きさ。土地により20数本〜30数本の弦(ガット金属ナイロン)。独奏,歌や他の楽器の伴奏に使う。パラグアイのものが有名ベネズエラペルーメキシコなどでもよく使う。

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世界大百科事典(旧版)内のアルパの言及

【ハープ】より

… ヨーロッパ以外のハープの中で,とくに知られているものには,〈ビルマの竪琴〉とも呼ばれるサウンがある。その他,ラテン・アメリカ諸国には,16世紀ころにスペイン人によって移入されたアルパarpaが,民俗楽器として広く普及している。また,アフリカには多種のハープが存在するが,数本の棒におのおの弦を張ったプリュリアークpluriarcは特異なものである(図3)。…

※「アルパ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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