世界大百科事典(旧版)内のアレクサンデル[2世]の言及
【パターリア】より
…このことが聖職売買者や司祭妻帯主義者に反対する聖職者の一部と民衆に団結の機会を与えた。運動はアンセルモ・ダ・バッジョ(後のアレクサンデル2世)等に指導されるが,指導者が追放されると,争いが教皇の裁定にゆだねられる。教皇はこの運動を教会改革と位置づけ,アンセルモ,ペトルス・ダミアニや後にグレゴリウス7世になるような重要人物を派遣し,ミラノの民衆に聖界浄化の運動を続けるよう奨励した。…
※「アレクサンデル[2世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」