アレクサンドリア戦争(アレクサンドリアせんそう)とは？意味や使い方

ブリタニカ国際大百科事典小項目事典「アレクサンドリア戦争」の意味・わかりやすい解説

前 48～47年ポンペイウス (大ポンペイウス) を追ってエジプトに渡ったユリウス・カエサルが，クレオパトラ7世の依頼を受けて，エジプト王プトレマイオス 13世フィロパトルを破った戦い。この結果クレオパトラが王位についた。このときアレクサンドリア図書館が焼失したといわれる。同名のカエサルの著作があるが，実際の作者は彼の部将ヒルチウスらしい。

出典　ブリタニカ国際大百科事典小項目事典ブリタニカ国際大百科事典小項目事典について　情報

今日のキーワード

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...