アレクシウス5世(読み)アレクシウスごせい(英語表記)Alexius V Ducas Murtzuphlus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アレクシウス5世」の意味・わかりやすい解説

アレクシウス5世
アレクシウスごせい
Alexius V Ducas Murtzuphlus

[生]?
[没]1204. コンスタンチノープル
ビザンチン皇帝 (在位 1204) 。アレクシウス3世の婿。十字軍による傀儡 (かいらい) 政権の主イサキウス2世とアレクシウス4世反乱により殺害,代って登位。 1204年4月 12日ベネチア総督ダンドーロフランドルのボードアン王らの十字軍による総攻撃にあい首都コンスタンチノープルは陥落。その際逃亡したが捕えられ,アレクシウス4世殺しとして死刑に処せられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android