アロクロール(読み)あろくろーる

世界大百科事典(旧版)内のアロクロールの言及

【PCB】より

…2個のベンゼンがつながったビフェニルに塩素がついたもので,塩素のつく位置と数で多くの異性体がある。日本では1954年から生産され,カネクロール(鐘淵化学),アロクロール(三菱モンサント)の商品名で市販された。安定性,不燃性,電気絶縁性に優れ,コンデンサー,変圧器の絶縁油,熱媒体,潤滑油,可塑剤,印刷インキ,塗料,感圧紙などに広く用いられた。…

※「アロクロール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android