アンモニア排出動物

栄養・生化学辞典 「アンモニア排出動物」の解説

アンモニア排出動物

 体内窒素化合物代謝で生じる窒素を主としてアンモニアの形で排泄する動物で,淡水魚などがこの排泄形態をとる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアンモニア排出動物の言及

【排出】より

…タンパク質が分解してできたアミノ酸の脱アミノ反応によってアンモニアができるが,これは毒性が強いため速やかに体外に出さなければならない。水生の無脊椎動物や硬骨魚類は水に溶けやすいアンモニアを直接周囲の水に流し出すことができる(アンモニア排出動物)。アンモニアは腎臓以外からも出されることがある。…

※「アンモニア排出動物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android