イギリス積み(読み)イギリスヅミ

デジタル大辞泉 「イギリス積み」の意味・読み・例文・類語

イギリス‐づみ【イギリス積み】

煉瓦れんがの積み方の一。小口積み(切り口が見える積み方)と長手積み(長い面が見える積み方)を、一段ずつ交互に積むこと。→フランス積み

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のイギリス積みの言及

【目地】より

…目地が最もよく目だつのは煉瓦工事で,また煉瓦工事では多数の目地が生ずるので,強度と安定を確保するため,壁の内部に至るまで芋目地をつくらないようにする積み方が考案された。イギリス積みEnglish bondは,小口積みの層と長手積みの層を交互に重ねたものであり,フランス積み(フレミッシュ積み)Flemish bondは,各層とも小口・長手を交互に並べ,上下の層で長手の長さの3/4だけずらし,長手の上に小口,小口の上に長手が並ぶようにしたものである。【桐敷 真次郎】。…

※「イギリス積み」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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