イコシウム(読み)いこしうむ

デジタル大辞泉 「イコシウム」の意味・読み・例文・類語

イコシウム(Icosium)

現在のアルジェに、古代ローマ時代に建設された植民都市

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のイコシウムの言及

【アルジェ】より

…アルジェ湾の西端にあり,南東は平野につながるが,東は海,西はサヘルと呼ばれる標高250mの丘陵が背後に迫っているため平地が乏しく,アルジェは典型的な坂の町である。 町の歴史は,北端にある小島を利用してフェニキア人が通商拠点を築いたことに始まり,ローマ時代にはイコシウムIcosiumと呼ばれた。10世紀になってジール朝のアミールが町を建設し,ジャザーイル(アラビア語の〈島〉の複数形)と命名した。…

※「イコシウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android