世界大百科事典(旧版)内のイベント(地磁気)の言及
【地磁気】より
…逆方向)に大別され,新しい方からブリュンヌ,松山,ガウス,ギルバートと地磁気研究の大家の名がつけられている。これらの期の間には,10万~20万年以下の反転していた時期が含まれており,イベントという。現在の地磁気方向のブリュンヌ期は約70万年前からで,いくつかのイベントも発見されており,琵琶湖の堆積物から最初に発見されたので〈ビワ〉という名のイベントもある。…
【地磁気編年】より
…この約70万年前のノーマルとリバースの変り目を,松山‐ブリュンヌ境界とよび,よく編年の鍵として利用される。期のなかには10万~20万年以下の反転していた時期が含まれ,イベントとよばれる。リバースの松山期にはノーマルのハラミロとオルドバイというイベントが含まれ,これも年代決定の鍵となる。…
※「イベント(地磁気)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」