インターネット専業銀行(読み)インターネットセンギョウギンコウ

デジタル大辞泉 「インターネット専業銀行」の意味・読み・例文・類語

インターネット‐せんぎょうぎんこう〔‐センゲフギンカウ〕【インターネット専業銀行】

インターネット銀行

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インターネット専業銀行」の意味・わかりやすい解説

インターネット専業銀行
インターネットせんぎょうぎんこう

通常の銀行のような店舗をもたず,インターネット上で決済や残高照会,振り込みなどの金融取引サービスを提供する銀行。本店以外の支店網をもたないため,運営コストや人件費を抑制できる利点がある。かわって,預金金利上乗せや振込手数料削減などで顧客を厚遇する場合が多い。自宅で 24時間取り引きできるなど,利用者にとっても利便性が高い。インターネット普及に伴い,1990年代半ばからヨーロッパアメリカ合衆国でインターネット専業銀行が次々に開業した。日本では 2000年10月,さくら銀行,住友銀行,日本生命保険などが富士通と共同で初めてのインターネット銀行,ジャパンネット銀行を開業した。2001年6月には家電メーカー大手ソニーがソニー銀行を,7月に伊藤忠商事などがイーバンク銀行を開業するなど設立が相次いだ。インターネット専業銀行は預金だけでなく,投資信託,保険商品,オンラインショッピングの代金支払いなど,金融商品を提供する窓口化を目指している。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「インターネット専業銀行」の意味・わかりやすい解説

インターネット専業銀行
いんたーねっとせんぎょうぎんこう

ネット銀行

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