インターネットVPN(読み)インターネットブイピーエヌ

デジタル大辞泉 「インターネットVPN」の意味・読み・例文・類語

インターネット‐ブイピーエヌ【インターネットVPN】

Internet VPNVPNの一。インターネットをあたかも専用回線のように利用して構築する、仮想的なネットワーク。→エスエスエル‐ブイピーエヌ(SSL-VPN)

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「インターネットVPN」の解説

インターネットVPN

公衆ネットワークのインターネット上にVPNを張り、仮想的なプライベートネットワークとして利用する形態。公衆ネットワークとして通信事業者が提供する専用サービス網を利用する「IP-VPN」と対になる用語。インターネットVPNでは、トンネリング暗号化認証といった複数の技術を組み合わせることで、不特定多数のユーザーが利用するインターネットで専用線と同等の高いセキュリティを持つ通信路を確保できる。インターネットVPNを利用するには、インターネットへ接続するアクセス回線と、VPN接続を行なうための「VPNゲートウェイ」と呼ばれる機器が拠点ごとに必要になる。VPNゲートウェイは、VPN対応ルーターやファイアウォールに組み込まれていることが多い。

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IT用語がわかる辞典 「インターネットVPN」の解説

インターネットブイピーエヌ【インターネットVPN】

インターネットを、あたかも専用の通信回線のように利用する技術、またはサービス。VPN一種データの暗号化やパケットに施すカプセル化という技術などを用いて、専用の通信回線と同等の安全性を確保する。◇VPNでは他にIP-VPNが広く普及している。

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